裏 ノリの 浮きがあります↑

 

絵117 菅楯彦 花祭り  45000円 合せ箱
掛軸寸法43×179cm
本紙寸法32×112.5cm

本紙は 紙本。

図柄は 花祭り。

お釈迦様に 甘茶をかけて 祝うお祭りのことです。

竿の先に 飾っている花は ツツジなどです。

祭りの おっさんや 子供たちの表情が 何とも言えません。

爽やかな 風に吹かれながらの 町人たちの楽しい一場面です。

表具は 裂表具。 丸表具。

経年のための 変色あります。

多少おれありますが

状態 良好といえます。

強く おススメ申しあげます。

 

卯月八日(うづきようか) 釈迦降誕の日

民間で行なわれる花祭りや灌仏会等に代表される年中行事のこと。
卯月八日(四月八日)には、日本には神々に花を捧げて収穫を祈願する民俗行事がありました。
一般に「花まつり」と言われているものがそれにあたります。

八十八夜を過ぎ立夏を迎えるこの頃、四月上弦の月の前後を「卯月八日」とよんでいました。

水田の仕事が始まる時期でもあり、春萌える山の神が降臨し、それが田の神になるといわれていたことからこの日を「山入り」と呼び、山遊びや墓参りなどをして一日楽しくすごす、という風習が各地にありました。

また、八日花、天頭花(てんどうばな)といって、軒先や竿に石楠花(しゃくなげ)や卯の花、つつじの花などを飾ったりするなど、「山に入る(登る)」と「花を飾る」ことが重要視されていたようです。

これは、祖霊が山を通って人里に降臨する、という考えを背景とし、山に入って花に憑依させた神様や祖霊を集落へ持ち帰る、あるいは、山へ入らずとも家々の軒先や竿に花を飾って迎える
という意味合いがあると思われます。

各地のこのような農耕に結びついた行事は、仏教の「灌仏会(かんぶつえ)」と習合し
卯月八日の行事、花まつりと呼ばれて定着していきました。

 

 

このページに直接入られた方は こちらから TOP へ お帰りください。

 

お問合せは、
ひなや福寿堂 TEL.FAX 0798−26−2553 へお願いします。
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町7-6
http://.hinaya.biz
E−mail:info@hinaya.biz