絵19 上田耕甫 道成寺 4万円 合せ箱
掛軸寸法26.3×172.5cm
本紙寸法15.5×93cm
本紙は 絹本。
細物にて 姿良し。
絵は 上田耕甫 。
上田耕甫(1860-1944)は、大坂に生まれた南画家。
上田耕冲の子。父から画業を学び、花鳥画をよくした。
また、聿斎に茶の湯を師事した。
茶の湯も 堪能な方でした。
こういう人が いなくなりましたね。
図柄は 安珍・清姫 。
安珍・清姫伝説(あんちんきよひめでんせつ)とは、紀州道成寺にまつわる伝説のこと。
思いを寄せた僧の安珍に裏切られた少女の清姫が激怒のあまり蛇に変化し、道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺すことを内容としている。
有名な お話ですね。 舞台は 和歌山の 日高川。
本紙の 中ほどを ご注目ください。
桜の花びらが ハラハラ と舞っています。
ここが 味噌。
ああ 良い風情です。
表具は 裂表具。
一文字 小花唐草文 金襴
中廻し さざ波文 どんす
天地 仙通(スフのようなもの。)
軸先 頭切 黒塗
箱 桐
状態 良好です。
強く おススメ申しあげます。
このページに直接入られた方は こちらから TOP へ お帰りください。
お問合せは、
ひなや福寿堂 TEL.FAX 0798−26−2553 へお願いします。
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町7-6
http://.hinaya.biz
E−mail:info@hinaya.biz