掛軸と茶道具の卸店、ひなや福寿堂です。

   

 

 

絵22 小川千甕 加茂川之図 35万円 共箱
掛軸寸法54.5×186cm
本紙寸法41.2×113.2cm

本紙は 紙本。

大きさは 標準の 座敷掛。

画は 粋人 小川千甕 。 異才の画家。

私の 大好きな 画家です。 自分の趣味で 申し訳ありません。

図は 加茂川之図 。 間違いなく 最高傑作です。

箱書には 明治45年7月作。 とあります。

その頃の 加茂川の 風俗でしょうか ? おそらく その 明治45年7月 当時の 加茂川の 風俗、風景です。

この時代 京都では 民間は 着物です。 洋服なんて 着てません。

では 絵の ご説明 申し上げます。 この 掛軸を お買いになる方は この世の中で お一人です。 たった お一人、 ですが  今の世になって ネットで 他の沢山の方にも 楽しんで ご覧頂ける様に なりました。 絵も 喜んでいるでしょうね。 これは 嬉しいです。 

では まず 上のほうから いきますよ。 

1、 一番上は 空、 京都東山の 上の空。

2、 山が ありますね。 時は一応 春。 清水寺が 見えます。

3、 山ノ下 民家が 長屋のよう これ まあいえば 今の祇園です。 屋根の上に 物干し台が あります。

4、 二階から お姉さんが 下に向かって なんか 声を かけていますよ。

5、 民家の前の道には 女の子、 芸子さん? 歩いています。 みんな 日傘を さしています。 日傘は いろんな 模様が あります。 是を 絵日傘 といいます。 この 絵日傘 という言葉 即中斉さんは 茶杓の 銘 にしました。(それは この絵とは 関係ありません。)

6. この道から 下は 加茂川の 川原。

7、 この川原で 綺麗な 裂を 干しています。 これが 友禅。

8、 その下が 加茂川。 川の中で しているのが 友禅流し。

9、 加茂川の 中洲で 友禅を 乾かしています。

ざっと こういう絵です。 

楽しいでしょう。

状態 良好です。

明治から 昭和期に かけての 日本画の 傑作です。

薄墨の 線描と そのあとに 色塗りしている 技術は 琳派の 垂らし込みを 凌駕します。

絵を よく ご覧ください。

最後に 友禅流し というのは

京友禅・加賀友禅など友禅染めの工程の一つ。
染色後に余分な染料や糊を洗い流す作業。
かつては川で行われることも多く、
水の冷たい時期が作業に適しているため冬の風物詩ともなっていたが、
近年は水質悪化などにより
工場団地内の地下水で水洗い作業が行われることが増えている。

 

小川千甕 おがわ-せんよう
1882−1971 明治-昭和時代の日本画家。
明治15年10月3日生まれ。仏画師北村敬重の弟子となり,浅井忠に洋画もまなぶ。大正4年川端竜子,小川芋銭(うせん)らと珊瑚(さんご)会を結成。油絵から日本画へ移行し院展に「田面の雪」「青田」などを出品。昭和7年日本南画院に参加。昭和46年2月8日死去。88歳。京都出身。本名は多三郎。代表作に「炬火乱舞」など。

 

 

 

 

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