2−13 五井金水 月に柳 45,000円 合せ箱
掛軸寸法30,7×198cm
本紙寸法26,7×114cm

本紙は 絹本。
横 物にて 姿良し。
作は 五井金水 。

作者の 五井金水 さんについては 下記を ご参照ください。
私の知る限りでは 色白の 繊細な方で
大阪の人、 活躍期は 昭和初期
画風は 面差しのとうり 繊細な 四條派の 穏やかな 作風です。
待合掛けには 最高の 絵描きさんです。

図柄は  月に柳 風にゆれる柳の 向こう側に 三日月が チラッと 見えています。
いい風情ですね。
さて 季節は 春から 夏へかけての 薄暮でしょうか。
相変わらず 好きとおるような 画風です。

この人の 画風は なにか神聖な 趣があります。
引締まりますね。

状態 良好です。
強く おススメ申しあげます。

 

 


表具は 裂表具。
一文字 雲文 金襴
中廻し 花鳥文 どんす 
天地 ななこ正絹 
軸先 頭切 黒塗
箱 桐 二重箱

 


 (待合掛の名手 三水) 五井金水、須磨対水、森上静水の一人として有名。  

企画展「五井金水とゆかりの画家たち−船場で愛された絵師の画房から−」

2023年4月29日(土) 〜 6月18日(日)

五井金水(ごい きんすい、1879-1942)は大阪に生まれ、明治から昭和初期にかけて活躍しました。京都の四条派の流れを汲む画家で、中川蘆月(ろげつ)、久保田桃水(とうすい)に絵を学び、花鳥や山水、名所などを描きました。金水ら大阪の四条派の画家は、その瀟洒な画風が船場の商家の床の間にかける作品として重宝されました。この度大阪くらしの今昔館では金水のご家族が所蔵されていた美術品を初公開します。そのほか画房の看板、愛用の箪笥や画材、落款印、そして膨大な下絵類からは金水が日々画房で筆をとり、たゆまぬ研鑽を積んでいた生活が浮かび上がってきます。本展ではこれらの伝来資料、当館所蔵の金水の作品や大阪画壇の作品など、大阪の商家の座敷飾りとして愛好された作品を通して、江戸時代から近代に続く町人の生活文化の一端を展観します。