掛軸と茶道具の卸店、ひなや福寿堂です。 掘出物がいっぱい。 どうぞ ごゆっくり ご覧下さい。

19 利休好 松の木盆 以心斎 在判  知昌 箱書 15万円
24cm角 立上り2,3cm

所々 すいてきて スレもあります。 時代を感じさせます。

盆の底に 以心斎 在判。

以心斎は 寛政7年(1795)に 生まれ 41歳で 亡くなった 官休庵の10世です。

そして
箱の 蓋裏の 箱書 には こうあります。

利休好盆

以龍寶山 五老松模之

盆裏書付 愚子以心斎

官休庵 知 花押


最後の 官休庵 知 花押 というのは 以心斎の お母さんの 知昌 のことです。

その お母さんが わが子のことを 愚子以心斎 と 表現しています。

勿論 謙って 箱書く 訳ですから 当時の 女性としては 当然の 書き方でしよう。
しかし 盲目同然になった 子 (以心斎は 若くして 疱瘡で 失明したそうです。) について こう書けるのは 気丈夫 というか 健気 というか、、、
そして
この 書の 凛 とした 趣は 名筆です。
貫禄 までも 感じさせす。

つくづく 母という 存在は 重いようです。

誰にも 母は あります。
そして その母への 悔恨の情は おそらく どの人も あるわけでしょう。

通常に 母の愛は 海よりも 深く 山よりも 高い とかいいますが 
そのような 言葉が むなしく 感じるほど、
それほどに
母 というのは 重いものですね。

この 板の 書には 頭が 下がってしまうのです。

いい親子だったんでしょうね。

 

400年忌 千利休展 京都国立博物館発行 262ページを 参考に してください。


 

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