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はじめ蓋置は台子皆具の一つとして、建水の中に仕組まれていました。その後独立した道具として別途に作られるようになり、唐銅皆具の写しから始まり、さまざまな形が生まれ金属(唐銅・南鐐・鉄)、陶磁(青磁・染付・国焼・樂)で作られるようになりました。
 

fu33 永楽妙全作 信楽写し蓋置 愈好斎 在判 (有隣斎箱書) 10万円 共箱
16代 永楽善五郎 極め
径7 底の径5.7 高さ4.8

官休庵では 有名な 蓋置です。
有隣斎が 山の神 と 追銘したことでも 知られていますね。

では 説明です。
まず 箱の説明をします。

内箱は 二つあります。

一つは 永楽善五郎の箱です。
蓋の表には 信楽写蓋置。
蓋の裏には 妙全作 丸印 善五郎識。

とあって 
妙全の作です。16代 永楽善五郎 識 とういうのは 16代 永楽善五郎が 極めた。 ということです。

次に もう一つの箱は 有隣斎の箱書です。
蓋の裏に 

永楽
一翁好写
ふた置
愈好斎在判
花押 。


とあります。

以上 二つの箱を いれる 外箱が あります。
ですから 箱は 合計 三個です。

では 蓋置そのもの について。

妙全作
下部に 彫銘  於神楽山 丸印。

とあって

下部内側に 墨で 愈好斎の 在判です。
これが 良いですね。

ざっと こういうことです。
次第が 完璧です。
嬉しいもの。
おすすめです。

 



ちょっと 寄道。

千切 というのは 普通、

臼型のように胴がくびれている形を「千切」(ちぎり)といいます。
お餅を ぎゅーーーーー と伸ばすと こんな形になりますね。
だから お玄著の頃や 師走が ふさわしい のです。

が もう一つ 千切という名の 形があります。
これは 家紋なんです。


千切紋
 チギリは、織機に取り付けられた経糸を巻く工具のこと。これに似た形のもので二つの石や木を接続する填め木もやはりチキリと言う。糸巻から転じたことばだ。二つの物を結ぶことは、やがて男女の仲を結んだり、愛を交わしたりする契りに掛けて使われた。工具の千切がその結びつけるという役目から契りということばにピッタリ合ってしまった。さて、この工具のおもしろい形は昔から文様として、平安時代からさかんに用いられた。この文様がのちに家紋に採用された。
(丸に千切)


千切崩し


三つ寄せ千切


四方千切

と いろいろあって

「羽継原合戦記」には、「二木はちきりを打つ」と出ている。打つとは、付けるの意である。足利時代には二木氏が家紋として使っていた。江戸時代になると、清和源氏系の松平、千村、岩波、小城の諸氏。藤原利仁流の川口氏、藤原支流の若林氏、良峯氏流の丹羽氏などが用いた。小笠原氏流の岩波一門にもこの紋の使用家が多い。

だそうです。
ということで まったく関係のない 千切です。

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