f78 十四代 楽吉左衛門 (覚入) 三ツ人形 蓋置 20万円 共箱
     淡々斎 箱書
胴径5.8cm 高さ4.5cm

 

作は 名工 十四代 楽吉左衛門 さん。

昭和期に 作られた 蓋置としては 最高水準のものです。

とやかく説明は いたしません。

勿論 本物保証。

 

状態 良好です。

格安にておススメ申し上げます。

 

無形文化財技術保持者の楽焼十四代家元、楽吉左衛門は、5月6日午後7時49分肺ガンのため京都市西京区の京都桂病院で死去した。享年61。1918(大正7)年10月31日京都市上京区に生まれ、幼名は喜慶。京都三中を卒業後東京美術学校に入学、ここでは彫刻を学び40年同校彫刻科を卒業している。41年応召し出征、44年に十三代の父惺入が没したため、終戦後帰還するとともに十四代吉左衛門を襲名した。
 楽焼は、天正年間(1573-92)に千利休の指導を受けて瓦師長次郎が始めた製陶法で、萩焼・唐津焼とともに代表的な和物とされる。主として茶器(特に茶碗)が多く、ロクロを使わず手捏や型造で形を作り素焼きする軟陶質の焼物である。黒楽・赤楽は素焼きにそれぞれ黒釉・赤釉を塗り重ねて焼いたもので、他に白楽や交趾釉と同様の緑釉・鉄釉を施したもの、素焼きのものなどがある。製作工程はただ一人で行なわれ、楽焼が初代から十四代まで楽家一軒によって伝承されてきたことも特徴的である。楽家以外の窯は脇窯(玉水焼・大樋焼・長楽など)と呼ばれ本阿弥光悦の楽焼茶碗などもこれに含まれる。
 十四代吉左衛門は襲名後、60年京都伝統陶芸作家協会創立に参加し副会長に就任、その後、楽代々展(67年、三越)人間国宝と巨匠展(72年)一楽二萩三唐津展(75年)西ドイツ巡回日本陶磁名品展(78年)などに出品し、71年にはイタリア・フランス・スペインを旅行している。楽焼の技法保持者として文化庁から無形文化財に指定されたのは、78年3月。主な作品は「黒楽茶碗」「赤楽茶碗」「赤千羽鶴食篭」「赤砂四方水差」「緑釉三角花挿」などで、黒茶碗・赤茶碗に使う砂釉に独自の技法を編み出した。

 

 

 

 

 

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