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k6 大西浄林 鐡鬼面風炉 大西浄元 真形釜 添  ・ ・ 万円
    十三代 大西清右衛門 極め箱
大西浄元 真形釜 口径9.5cm 高さ17cm 胴径20.5cm
大西浄林 鐡鬼面風炉 口径19cm 高さ20cm 胴径30cm

まず 十三代 大西清右衛門さんの 極め箱に のっとって ご説明 申し上げます。

箱書
鐡鬼面風炉 浄元作真形釜添
一 胴径 九寸五分
一 口廣 六寸六分
一 鐶附 鬼面 
     但乳足
右者寛永年時代浄林作
無紛者也    
御釜師
大西清右衛門 印。
庚申 林鐘日

庚申(かのえさる、こうしん)は、1920年 大正9年。

十三代 大西清右衛門 さんが 亡くなる 23年前。

林鐘日 は 陰暦6月の異称。 です。

 

さて 箱書は こういうことですので 次は 風炉について −−−−−−−−−−−

この 風炉釜は 大西家 初代 大西浄林で 江戸初期のもので かなり 傷んでいますが、

底は どうもありません。

立ち上がりに 欠け 割れが あって やつれに 使えます。

次に −−−−−−−−−−−

釜は 大西浄元 で 後の作です。

おそらく もともとは 初代 大西浄林 の 釜が 乗っていたのでしょうが 風雪に 耐えかねて 使えなくなった か もしくは 紛失 したので しょうね、

そこで 大西浄元 に 上の釜を 頼んで 作って 貰った。 のでしょう。

そのときに 大西浄元 は 風炉に あわせて ヤツレの釜に しています。

羽の部分に 欠け が ありますが これは 製作 当初のものと 推察します。

釜の状態は すこぶる 良好です。

ところで この 浄元 という名の人は 二人います。

下記を ご参照ください。

どちらの 浄元 かは 特定 できません。

以上が 箱書に のっとての 簡単な ご説明です。

こんなのが 残ってくれているのは とても ありがたいですね。

これこそ 本当の ヤツレ です。

 

他に ご注意 頂きたいこと −−−−−−−−−−−−−−

箱の 蓋表と 側面に 

浄清作 風炉釜。 などと 墨書き が ありますが これは 以前の 持ち主の 署名です。

誤って 書いています。

本来 消すべきものです。

なにか 不審に 思われても いけませんので このままに しておきます。

そのほうが いいでしょう。

以上 簡単ですが ご説明まで。

強く おすすめ。

 

 

大西浄林
おおにしじょうりん

[生]天正8(1580).京都,山城
[没]寛文3(1663).10.27. 京都
江戸時代初期の釜師。京釜制作大西家の初代。通称仁兵衛。寛永期の 1630年頃から京都三条釜座で制作。2代目浄清 (03〜82) は古田織部とも交渉があり,江戸時代最高の釜師。以後,大西家は現代の 16代までこの系統が続く。
本文は出典元の記述の一部を掲載しています。


大西浄元(1) おおにし-じょうげん

1689−1762 江戸時代中期の釜師。
元禄(げんろく)2年生まれ。大西浄頓の子。京都大西家6代。9代浄元と区別して古浄元とよばれる。7代千宗左の好みに応じ,鶴首(つるくび)釜20口や,雷声釜をつくった。のち西村家にかわって千家出入りの釜師となった。宝暦12年9月14日死去。74歳。本姓は細野。名は重義。通称は清右衛門。



大西浄元(2) おおにし-じょうげん

1749−1811 江戸時代中期-後期の釜師。
寛延2年生まれ。京都大西家9代。はじめ奥平了雪を名のり,
7代大西浄玄の弟子だったが,のちに9代をつぐ。
表千家8代千宗左の好みにこたえ,だつま釜を数百つくった。
文化8年7月16日死去。63歳。名は保房。通称は佐兵衛。



大西浄長(おおにし じょうちょう)は、明治から昭和初期の京都三条釜座(かまんざ)の釜師で、大西家の十三代目です。
大西浄長は、十二代浄典の長男で、母は楽家十一代慶入の長女みね、名は孝信、通称は清右衛門、惺斎宗左から「浄長」の号を受けます。
大西浄長は、幼くして父浄典と死別し、幼少期を母方の樂家で過ごし、十歳の時に祖父十一代浄寿とも死別します。
大西浄長は、門人の玉村徳兵衛に後見されて修業し、十三代を継ぎます。
大西浄長は、謹厳実直な性格で、釜の作風や形も生真面目なものが多く、その地肌も 隅々まで行き届いたきれいな小肌を実に几帳面に打ち込んだものが多く見受けられるといいます。
大西浄長は、装飾に日本画家 橋本関雪や山本春挙の絵を用いたものも 数々残しています。
大西浄長は、鑑定にも長じ、箱書、折紙、極め書などが多くあります。
大西浄長は、昭和十八年(1943)七十八歳で歿します。

 

 

 

 

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