香合12 11代 慶入 黒烏帽子 香合 25万円
       12代 楽吉左エ門(弘入)、15代 楽吉左エ門(直入) 極め箱
高さ4,5cm 巾4cm

作は 名工 11代 慶入

珍しい 黒烏帽子 香合 。
かなり シャープな作で
烏帽子の折り目の 白い線は 細く 盛り上げて 表現しています。
楽では 珍しい 技術で さすがに 屈指の名工ですね。

そして 香合の身の裏側に 七十又三慶入造 (明治22年) と釘彫があって
印は 有名な 隠居印の 白楽印


そして 極めは 二つあって
12代 楽吉左エ門(弘入) 慶入造置 黒烏帽子香合 楽吉左衛門 印。
15代 楽吉左エ門(直入) 黒烏帽子香合 彫有 隠居印 弘入極 慶入造 戌子(2008 平成20年) 15 楽吉左エ門 證 印。

以上、次第は 完璧ですし 作も 超上々。
状態 非常に良好なんですが 一つ 窯キズ又は ヒビのようなものが
約3mm 蓋の内側はしに あります。
 私は 窯の物と 判断していますが 一応明示しておきます。
いずれにしましても 強く おススメ申しあげます。 


楽慶入 らく-けいにゅう
1817−1902 江戸後期-明治時代の陶工。
文化14年生まれ。楽旦入(たんにゅう)の養子となり,京都の楽家11代をつぐ。旦入とともに紀伊(きい)和歌山藩の御庭焼にしたがう。西本願寺の御庭焼もおこない,大谷光尊から雲亭の印をおくられた。明治35年1月3日死去。86歳。丹波桑田郡(京都府)出身。本姓は小川,のち田中。名は喜貫(よしつら)。通称は吉左衛門。

11代
慶入(けいにゅう)
1817〜1902年(江戸後期〜明治初期)
10代旦入の婿養子で、29歳で襲名。
懐石道具や煎茶道具など制作し、作品は多種多様。

12代
弘入(こうにゅう)
1857〜1932年(江戸後期〜明治初期)
慶入の長男で15歳で家督を継ぐ。
明治の変革期に、衰退する伝統文化を守った。
長次郎三百回忌に、赤樂茶碗を300碗あまり制作した。

15代
直入(じきにゅう)
1949〜(昭和〜)
覚入の長男で、東京芸術大学彫刻科卒業後イタリアに留学。
滋賀県の佐川美術館の吉左衞門館と茶室の設計に携わる。
「焼貫」の技法を駆使し、前衛的でモダンな作風を築きあげる。

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