嘉永五壬子年六月十五日也 蛤香合 蓋之形 於高槻 保全造。
 

蛤香合 身之形 於高槻 保全造 壬子林鐘?日

林鐘(陰暦6月の異称)

 

 

香合64 保全 蛤香合の型  4万円 合せ箱
胴径11.3cm 高さ7.2cm

珍品です。

この蛤の香合は 保全の作です。

型を作ったもので 作品ではありません。

保全は 嘉永五年(1852年  5月) に 高槻に赴いています。

その翌月に この形を作っています。

蛤の蓋表には こうあります。

嘉永五壬子年六月十五日也  蛤香合 蓋之形 於高槻 保全造。

6月15日と はっきり書いています。

よくこんなものが 残っていたものです。

嬉しいではありませんか。

そして この釘彫りの文字は 保全自身のものです。

まあ 貴重なものです。

こういうものを 売るのは まことに残念なんですが

どうぞ 買ってください。

ただし 本物 偽物 という ことについては

保証いたしません。

ちょっと カケあります。

が 状態 良好です。

強く おススメ申しあげます。

 

 十六代 永楽善五郎さんの 編集による年表です。

 

永楽保全
江戸後期の陶工。京都生。沢井宗梅の子、土風炉師の姓は西村善五郎(了全)の養子となり十一代を継ぐ。通称善五郎、陶鈎軒と号する、隠居名は善一郎。紀伊和歌山藩主徳川治宝に招かれて偕楽園焼をはじめ、「永楽」のニ字を授かる。嘉永7年(1854)歿、60才。


湖南焼(こなんやき)は1851年(嘉永4年)-1854年(嘉永7年)の間に、滋賀県大津市長等山下、札之辻、または園城寺下鹿関町地域で作られた陶磁器である。落款印には「永樂」、「河濱支流」、「三井御濱」の押捺を持ち、永樂保全が最後に築いた窯として近世陶磁史に名を残す。
晩年、息子和全と不仲になり京都を離れ地方を流転するが、強い個性ゆえ他と交えることが出来なかったのであろう。湖南焼の特徴と云えば保全の個性的な創造力と云っても過言ではない、それ故にこそ現在まで作品の力が衰えず魅力を保っている。同時代の名工、青木木米、高橋道八に比べ不遇な晩年であったと語られるが、作品より奏でられる高い品格がその説を砕く。晩年まで貫いた創作力の強さこそが真の保全の姿であったと考えられる。紀州徳川家の偕楽園焼、摂州高槻城主、永井直輝による高槻焼をはじめ各地の大名や門跡寺院など、各地の御庭窯に招かれて指導にあたったことは陶技の伝播を考える上で陶磁史に不動の功績を残している。


 

 

 

 

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