水指2 宗旦所持 利写つるべ 水指 
        覚々斉 直書
        碌々斉 極め箱

胴径21.5 高さ20cm


とんでもないものです。
いらぬことを いわずに 箇条書きにします。
なお 詳しくは 当店に お越し頂き じっくり ご覧ください。


まず 次第から
水指の側面に 


宗旦所持 云傳 覚々 花押。

次に 桐箱の 箱書は

利写釣瓶水指
元伯所持ト云傳ル
覚々書付アリ
?澗庵之
左 花押。


次に 外箱は 古い箱で 墨書きは ありません。 次第は 以上です。

次に 水指そのものに ついての 説明です。

1、大きさは 通常の 大きさです。
2、大きな 欠損は ありません。
3、取っ手は 外れています。
4、内側に 漆の 修理ありますが 水漏れします。
5、極め箱 状態 良好です。
大体 こんなところです。


ほぼ 400年程 前のものですので 状態 良好といえます。
実際には 使えませんが どうしても と言うときは
落としを おススメします。
幸か不幸か 取っ手 が すでに 外れていますので 可能です。



以上 超 貴重品です。
よろしく ご検討ください。
 

 

 

覚々斎 かくかくさい
延宝6年(1678)〜享保15年(1730)。表千家6代。号は原叟、流芳軒。久田宗全の子で、5代随流斎の養子となって家元を継承。覚々斎が仕えた徳川頼方は、徳川8代将軍吉宗となった。3人の子供に如心斎(表千家7代)、竺叟宗乾(裏千家7代)、一燈宗室(裏千家8代)がいる。


十一 瑞翁宗左 碌々斎 1837年-1910年1月7日
襲名以前は宗員と称した
隠居して後は宗旦と称した