水指4 長入 常叟好 舟引き 水指 75万円
       得入、15代吉左衛門 極め箱
寸法 全体 高さ24,5cm(蓋を含む)
    蓋の外径17cm

御馴染み 舟引き 水指
これは ちょっと 珍しいですよ。

作は 長入
極めは 得入、15代吉左衛門 の二人という スグレモノ。
まず ないでしょうね。

水指の身の 大胆な箆削りと 蓑かぶった所の 膨らみかたは 圧巻です。
よく 綺麗に 残ってくれたものです。
保存状態も 良かったです。

常叟好 

状態 良好です。
強く おススメ申しあげます。


まず 大きさです。
ちょっと 傾いていますので 高さは高低1cmほどの 違いがあります。


かぶった蓑の部分が 真ん中あたりで 膨らんでいます。


↑ 外箱 15代 舟引水指 長入造 得入極有 15代吉左衛門 印 證。
↓ 内箱 常叟好 舟引水指 長入作 楽吉左エ門(得入) 印。


↑ 得入の 極めです。(杉箱) 得入の落款としても 貴重なものです。

参考


蓋との合口部分は スレの為 やや 白くなっています。


五代 常叟宗室 不休斎(ふきゅうさい、1673年(延宝元)〜1704年(宝永元))
本名は与三郎(幼名)、宗安、宗室

裏千家5世家元 常叟宗室

4世仙叟宗室の長男として金沢に生まれる。父の薫陶を受ける。
父の没後、前田家への出仕を受け継いだが、
その後、伊予松山藩の久松候からも茶道奉行として招かれて
京都、金沢、松山を行き来する多忙な月日を送る。
早死の為、遺品は少ないが華やかな朱を用いた道具を好んでいたとされる。

 

七代  長入(正徳4年(1714年)-明和7年(1770年))
六代長男。茶道人口が町人にまで増大する中、茶碗以外に香合や花入れなど多数の作品を制作。代表作「日蓮像」(樂家所蔵)。

八代  得入(延享2年(1745年)-安永3年(1774年))
七代長男。父の隠居に伴い1852年に襲名するが、病弱のため、父の死後に弟に家督を譲り隠居、「佐兵衛」と改名。その後も制作を続けるが30歳で早世。25回忌の時に「得入」と賜号され、正式に歴代の中にはいる。

十五代 直入(じきにゅう)(昭和24年(1949年)-)
十四代長男、光博。京都市生まれ。京都府立朱雀高等学校、東京芸術大学彫刻科卒。イタリアローマ・アカデミア留学。十四代の没後、昭和56年(1981年)11月襲名。日本国内外で数々の賞を受賞し、陶工としてだけではなく「陶芸作家」としての評価も高い。1997年に織部賞を受賞。平成19年(2007年)、佐川美術館(守山市)に新設された樂吉左衛門館、茶室を設計。令和元年(2019年)、隠居し直入を名乗る。


引く人も
ひかるる人も
水の泡の
浮き世なりけれ
淀の川ふね

江戸時代末期の大徳寺の僧侶(435世住持)
大綱宗彦 が詠んだ歌です。

意味は、船を引く人も、船に乗って引かれる人も、人の一生など 水の泡と同じように 皆一瞬である。


如心斎好 曳舟の画 風炉先屏風

本歌は表千家にあり、堀内仙鶴が描いた金地風炉先屏風になっている。
それには舟に三人の人物が乗っていて、如心斎、仙鶴、川上不白といわれている。
堀内家のみが、如心斎好曳舟の画風炉先屏風として描くことができる。

 

 

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