5 十四代 覚入 火だすき 水指 即中斉 箱書 替蓋 飛来一閑
55万円
口の外径11cm 胴の最大径14cm 底の径9cm
高さ22cm(蓋は 含まず。)
覚入さんの 傑作。
細水指。
なんと モダンな 水指でしょうか!
嬉しいです。
どんな お茶会に なるでしょうかねぇ、、、、、
形態について。
どしっとした感じ。
やや 肉厚。
全体丸くて 下部は 箆面取り。
そこは ほぼ丸。
色について。
大方 地色は 薄い若草色。
そして 薄茶と緑色の釉を 掛け放っています。
(これを 即中斉さんは ヒタスキ と箱書しています。)
奔放です。
首の引っ込んだ部分の 濃い緑が ポイント。
内側は 大方 うす柿色。
十四代 覚入(かくにゅう、1918年(大正7)〜1980年(昭和55))
京都府出身。東京美術学校(彫刻科)卒
14代楽吉左衛門
1945年14代楽吉左衛門を襲名。
東京美術学校で近代的な造形を学び、また独自に緑釉、赤砂釉、幕釉、白釉などを研究し
伝統を継承しながらも、歴代吉左衛門にはなかった色彩やデザインを強調するような作品を展開。
没後十六代覚々斎宗左より覚入と号される。
京都伝統工芸家協会役員。
印名は「楽」(自筆草書体)(また1959年に高松宮妃殿より同妃殿下自筆の「楽」印を拝領)
「十四代喜慶」など
共蓋 外径9,3cm 合口 ガタツキあります。
塗蓋 外径11,2cm カブセ蓋
飛来一閑の署名。 ↑
蓋裏の 即中斉の花押の 下にあります。
飛来一閑 14代
1894~1977
1894 銘時27年 13代長男として京都に生
1977 昭和52年 8月26日 歿
印は代々印 他に鑑定極め印が有る。法名 白華院釋空閑。当代は16代
合口 やや ガタツキあります。 ↑
蓋が二つありますから 上段に 蓋を 置けるように してあります。
良い箱です。