茶器34 9代 中村宗哲 大徳寺形 茶器 35万円 共箱
      惺斎 箱書 在判
      大徳寺 松雲老師 在判
 也風流。
胴径6,7cm 高さ8cm 蓋の径6,5cm

気持ちの良い 茶器です。

この茶器には 三人の 風流人が かかわっています。

8代 中村宗哲  惺斎宗匠 と 大徳寺 松雲老師 の三人です。

この三人の ご生存期間から 類推しますと
この茶器が できたのは おそらく 明治40年前後 ではと想像します。
今から ざっと 120年ほど前になります。

では 箱書、書付を みながら 簡単に ご説明申しあげます。

中村宗哲(9代)の箱書は 箱の底に あります。
茶器そのものには ありません。

惺斎宗匠の 花押は 底に朱であり、箱書は 箱蓋の裏に
       
大徳寺形 茶器
山門古材ヲ以テ作之 左
庚申 一百ノ内。


ここにある 庚申 は  大正9年  ― 1920年。
で この年には
サザエさんの 作者 長谷川町子さんが 生まれています。
(いらぬことを 申して すみません。)

次に 茶器の蓋裏に 大徳寺の松雲老師の 見事な 在判です。
                  
朱漆で 也風流 紫ノ 花押。

良いですねぇ。 風流なり。 とは 、、、 ホントニ 風流です。

ということで 箱書のご説明はこれにて 次は 状態について、、、

山門古材ヲ以テ作った とあります。
おそらく 大徳寺の山門でしょう。
だから 松雲老師が 銘されている のでしょう。

この 大徳寺形 茶器 ですが 薬器なんでしょうか?
そこは 私は しりません。
ロクロで 太く大まかな 刳りを 入れています。
だから とても 持ちやすいです。
松ノ木に 拭き漆仕上げ 木目は ハッキリ みえます。

見込は 黒の無地。綺麗です。

表側も とても 綺麗ですので 状態 非常に 良好です。

こういう 古いものが こうして 残ってくれるのは 嬉しいですね。

感想
落ち着いた 静かな 佇まいで
古臭さを 感じません。
保存が 良かった せいかも しれません。


強く おすすめ。




中村宗哲(9代) なかむら-そうてつ
1856(安政年)−1911(明治44年) 明治時代の塗師(ぬし)。
安政3年生まれ。8代宗哲の娘婿。明治44年死去。56歳。名は義生。通称は喜三郎。号は英斎。


惺斎
茶道表千家十二世。十一世碌々斎の長男。幼名は与太郎、名は宗員のち宗佐。号は惺斎・敬翁。
明治三九年に失火焼失した不審庵を再興、松風楼を増築した。好みの茶道具は歴代中最多で、十職以外の工芸家や各地方の国焼の育成にも尽力する。
昭和12年(1937)歿、75才。


松雲さん 大徳寺486世 宗般玄芳 (そうはんげんぽう)−(〜1922) 75才。 (松雲室・紫竹道人)。 熊本見性寺・八幡円福寺。 俗姓:奧田



 

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