蓋 僅か 螺鈿の剥落あります↑

 

棗58 平安 清鳳 つぎ色紙 大棗 8万円 共箱
      12代堀内宗完(兼中斉)在判 箱書
胴径7.6cm 高さ7.7cm

作は 清鳳 という 人ですが 

詳しくはわかりません。

4〜50年昔には ときたま 見た塗師です。

とても上手な人です。

大棗 。 

図柄は つぎ色紙  とあります。

これは 料紙のことで 下の図のようなきれいな 色紙のことです。

これを 棗の 全面に描いています。

めずらしいです。

とともに なんとも 華やかで 雅です。

内側は金。

宗完さんの在判 箱書。

季節は お正月から 五節句。

全部いけます。

特に 七夕などには 料紙に 和歌を書いたり

しますから この棗は ばっちりです。

いろいろと 楽しく お使いください。

超珍しい棗です。

 

りょうし【料紙】

文書をはじめ典籍,経典等の文字を書くときに使用する紙のこと。日本で用いられた料紙は,原料によって麻紙,楮(こうぞ)紙,斐(ひ)紙,三椏(みつまた)紙等がある。麻紙は白麻,黄麻を原料とした紙で,奈良時代から平安時代初期に多く用いられ,特に写経用として珍重された。コウゾは日本の各地に簇生し,これを原料としたのが楮紙である。原料が豊富でしかも繊維が強靱で実用性に富んでいるため,楮紙は古くから料紙の中心的地位を占めてきた。

 

 

 

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