6 霊元天皇 宸翰御和歌 懐紙 梅の花に 、、、
   堀江知彦 極め箱

誠に 雄渾な 書である。

迷いのない 筆は さすがに 風格を 感じさせる。

表具もまた 素晴らしいもので 中廻しは 慶長裂といっても 遜色がない。

 

歌道や諸芸の才​[編集]

霊元天皇は、兄後西天皇より古今伝授を受けた歌道の達人であり、皇子である一乗院宮尊昭親王や有栖川宮職仁親王をはじめ、中院通躬、武者小路実陰、烏丸光栄などの、この時代を代表する歌人を育てたことでも知られている。後水尾天皇に倣い、勅撰和歌集である『新類題和歌集』の編纂を烏丸光栄・三条西公福・水無瀬氏成・高松重季・武者小路実陰に命じた。

また、桃山から江戸期にかけての歴朝で後陽成天皇と並ぶ能書の帝王でもある。霊元院の自筆の書は、近臣の手を経て、柳沢家などの極限られた大名家に伝世し、家宝として相伝されている。

有栖川流書道は、この天皇の書風から派生したことでも知られる。