書111 藤井誡堂 水 小書き 大徳寺芳春院 玉井香山 従花裏流来冷 25,000円 共箱
掛軸寸法53.5×127cm
本紙寸法51.5×29.5cm

本紙は 紙本。
唐紙 (やや黄色い色の 中国産の紙のこと。茶掛によく用いられる。)
横物にて 姿良し。
書は 水が 藤井誡堂 と 小書き 大徳寺芳春院 玉井香山 の 合作。

初めに 誡堂さんが  と言う字を 大書。
次に 小書きを 芳春院 玉井香山 さん。

お二人ともに 大徳寺芳春院 の ご住職です。

従花裏流来冷 
なかなかの 趣向です。

風従花裏過来香(風は花裏より過ぎ来たりて香し)『禅林類聚』

確かに そんなときが ありますね。

なにか 下の方から そろーーーと 流れてくるような 冷気。

早く 流れてきて 欲しいですね。

表具は 侘び表具。
一文字 ?文 金襴
中廻し 染紙
天地 染紙   
軸先 頭切 清水焼
箱 杉


良い掛物です。
状態 良好です。
強く おススメ申しあげます。



風従花裏過来香(風は花裏より過ぎ来たりて香し)『禅林類聚』
 

 

天左上 虫食いあります。↑

 

藤井誡堂(ふじい かいどう、1898年(明治31)〜1984年(昭和59))
大徳寺515世管長、大徳芳春院二十二世、大徳寺塔頭三玄院住職
戦後より大徳寺の復興に瑞巌、雲窓らと共に尽力を示す。
特に茶陶に深い造詣を持ち、京焼陶工を指導して、江戸時代の紫野焼復興に功績を示す。
自作の茶碗、茶杓、茶掛書も数多く製作、茶席では大徳寺歴代管長の中でも人気の高いひとり。
印名は「誡堂」 「龍寶」(龍宝) 「露堂〃」 「麻弎斤」(「麻三斤」) など

 

 

 

 

 

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