書128 豊蔵坊 信海  8万円
掛軸寸法68.5×118.5cm
本紙寸法57×24.5cm

本紙は 紙本。
横物にて 姿良し。
書は
豊蔵坊信海 ほうぞうぼう・しんかい
没年:元禄1.9.13(1688.10.6)
生年:寛永3(1626)
江戸時代の狂歌作者。名は孝雄,字は子寛。覚華堂,玉雲翁,牛庵,鳩嶺などの号がある。山城国(京都府)石清水八幡宮の社寺豊蔵坊の社僧。石清水八幡本坊の松花堂昭乗に書を,小堀遠州(政一)に雅事を,松永貞徳に俳諧を学んだ。狂歌は正親町実豊,中院通茂 らの貴紳との応酬もあり,『古今夷曲集』に24首が入集するほか,この時期の諸書に散見し,公刊歌集に『狂歌鳩杖集』2冊がある。社用のためか,江戸に往来することしきりで,東海道中の作も多く,連作「富士狂詠」41首なども知られている。初期教養人の余技的狂歌から職業的狂歌への橋渡し的存在で,門下には江戸の旗本黒田月洞軒や大坂歌壇の大立者油煙斎貞柳がいる。

という 江戸初期の 当時の インテリです。
まあ 昔の人は ホントに なんでも 出来たんですね。

を 大書。
最後 歌を 一首。
き淑(?)ききしめし 及ばれたり 急いで 鶴の子の 牡丹ささげよと ありけるゝ
ひらきかかりし 花奉るとて

鶴の子の まだひなびたる 芸ながら 雲の上にも きこえける哉 信海 印。

なんとも ほほえましい 内容の 歌ですね。

読み下しに 間違いがあるかもしれません。お許しください。

表具は 裂表具。
一文字 桐唐草文 金襴
中廻し 雲地、鳳凰文 どんす 
天地 つむぎ 
軸先 頭切 骨
箱 桐


花の地のところに 虫食いの痕が あります。ので
お安くしておきます。
強く おススメ申しあげます。



き淑
(?)ききしめし 及ばれたり 急いで 鶴の子の 牡丹ささげよと ありけるゝ
ひらきかかりし 花奉るとて
鶴の子の まだひなびたる 芸ながら 雲の上にも きこえける哉 信海 印。

以上 読み下しに 間違いがあるかもしれません。お許しください。


花の地のところに 虫食いの痕が あります。

 

 

 

 

 

 

 

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