t13 藤岡研斎 八卦盆  25000円 共箱
胴径33.3cm 高さ3.5cm

藤岡研斎の 八卦盆。

僅かに スレ ありますが 状態 良好です。

藤岡研斎 香川県高松市の 漆芸家。

 

陰陽五行

お茶を点てる時には水を火が必要です。水は陰で火は陽であり、お茶を飲むことによって自然を構成する陰陽の気(天地の気)と五行の要素(木火土金水)が体内でバランスを取り、身体が健康になり病魔の侵入を防ぐとされています。

竹台子や真台子には陰陽五行が顕著に表れており、天板は天を、地板は地を、四本の柱は東西南北や春夏秋冬を表現しています。

裏千家の行之行台子伝法(ぎょうのぎょうだいすでんぽう)では竹台子と八卦盆を使用します。八卦盆は丸盆で太陽を表し、真塗りに螺鈿で八卦が細工されています。この盆の手前に「離(火・南)」の卦が、反対側に「坎(水・北)」の卦が来るように竹台子の天板中央に置きます。地板の上には土風炉(どぶろ)と杓立(しゃくたて)と水指(みずさし)の「土」、釜や唐銅建水(からかねけんすい)や火箸(ひばし)の「金」、釜や水指の中の「水」、風炉の中の「火」、炭の「木」、台子と水指の塗り蓋の「木」の五つの要素がバランスよく配置されています。また、五種類のお菓子が出されるのも五行に因んだ数からと言えるのではないでしょうか。

茶道の棚物の中には陰陽五行の理に適った棚が多く、五行棚(ごぎょうだな)、方円卓(ほうえんじょく)、日月棚(にちげつだな)、四方棚(よほうだな)などはその典型的なものと言えます。五行棚は地板に土風炉を据えて中置き用として使用され、天(乾)板と地(坤)板とにそれぞれ五行を納めたことがその名の由来となっています。方円卓は天板が円形、地板が方形で陰陽を表現しています。日月棚も天板は円形で太陽を象り、中棚は三日月型の月を表現し、地板は方形でやはり陰陽を表現しています。

袱紗(ふくさ)さばきにも陰陽五行があります。濃茶用の茶入を清める時に四方さばきを行い、東西南北を清め、袱紗を二等辺三角形に折って腰につけた時に表側が天、裏側が地となり陰陽を表現しています。炭手前も同様であり、灰形が仕上がって布巾などで清めたあと、灰形の底中央(炭を入れる部分)に一本の火箸で「坎(水)」の卦を書きます。これには風炉中の火を守る呪いの意味があります。

炭の木、五徳の金、炭火の火、白色の前土器の土、水の卦といった具合に五行の要素が風炉中で融合しています。点前座は万物を生じる大宇宙であり、宇宙に座して茶を点てることになります。

 

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