掛軸と茶道具の卸店、ひなや福寿堂です。

35 金谷五郎三郎 銀滅金 槌熨斗鎮 3万円 共箱
長さ12 奥行6cm

かなり古いもの。
箱も 経年のための変色 あり くろずんでいます。
銀色は いわゆる いぶし銀で 最高の味わいです。

銀滅金
というのが 良くわからないのですが

古くは滅金などといい、水銀に金を入れるとアマルガムとなって溶けて消滅する現象から生まれた和製漢語。

とあります。
この点に ついては 私は 知識がないので  お調べください。

そして
金谷五郎三郎
についてですが 現在まで 14代 ほどになりますが 何代かは 特定できません。

大正前後でしょう。
金工では この 槌熨斗鎮のごとく いぶし銀 のような 存在です。
ひなやは 金谷五郎三郎は 引き続き ご紹介します。
ああ、
もう一人 大森金長。 です。

朱の房、退色あり。
箱の底の桟 一本欠落。


金工芸家
【錺鋳物師(かざりものし) 金谷五郎三郎】
◆寛永年間(1624〜44)に京都に出て,鉄釜などを主に作った
【初代 五郎三郎(道円)】86才没 家号を「金屋」と称す
※銅器着色方を工夫:のちに五郎三色と謳われる
(豊太閤の命で茶道用火鉢を五郎三色で作成、以後、家伝として歴代相伝す)
【二代 五郎三郎(日随)】71才没
【三代 五郎三郎(即円)】91才没
【四代 五郎三郎(円心)】65才没
【五代 五郎三郎(一良)】77才没
【六代 五郎三郎(宗円)】45才没
【七代 五郎三郎(一乗)】54才没
【八代 五郎三郎(日円)】64才没
※八代は、尾張徳川公の御用逹に
【九代 五郎三郎(良器)】54才没
この代「金屋」を「金谷」に改める
※中興の名匠と謳われる
・・宮内省の命により桂離宮の襖の消金七宝入り引手を模造・帝室博物館へ収める・・

【十代 五郎三郎(日祐)】32才没
【11代 五郎三郎(道器)】58才没
※11代に登録商標「金谷五郎三郎」を受け以後伝承する
【12代 五郎三郎(常行)】44才没
【13代 五郎三郎(当代)】
◆以後、三百何十年と代を続けています





ちょっと 寄道。

虫明焼(むしあけやき)は、岡山県瀬戸内市(旧邑久町)にて焼かれている陶器。清水焼の流れを汲む。

岡山藩の家老、伊木家によって始められ、6代目忠興の頃には現在の形が出来上がった。その後茶人の清風与平や宮川香山らを招き、尾形乾山や古田織部らの手法を採り入れつつも、筒描き、流し釉など独自の技法を編み出し、地位を確立させた。
昭和63年(1988年)には県の伝統工芸品に指定されている。

備前焼の里 備前市(伊部)の隣に瀬戸内市(旧名 邑久郡)があります。

実は
瀬戸内市邑久町虫明にも「虫明焼」という名の窯場があるのです。

天保13年に「虫明窯」にて備前焼類似事件が発生しました。
備前から強い圧力がかかり「虫明窯」は廃窯となってしまいます。

数年後、備前焼と違った釉薬陶法の新しい窯を、
岡山藩筆頭家老の伊木三猿斎
伊木家庭窯形式として虫明にて築窯しました。
三猿斎は、弘化4年に京都の名工・
初代清風与平を招き、京風の焼き物を作り始め現在に至ります。
 

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