先覚志茲成

茶碗122 十四代 楽吉左衛門 (覚入) 赤 茶碗 75万円 共箱
                    即中斉 在判 箱書 銘 成就 
           仕覆 友湖造

胴径12.5cm 高さ9.3cm

面白い楽、 発見。

しかも 明快です。

作は 十四代 楽吉左衛門 (覚入) 。

覚入 さんの作のなかでも 特に 上出来。
傑作といっても 良いです。
特に 下部の ヘラ削りは 圧倒されます。

後は 画像を よくご覧ください。

その茶碗の 外側周囲に グルっと 先覚志茲成  という五文字。

書いたのは 即中斉宗匠。

まあ これくらいの人でないと この茶碗には 書けないでしょうね。
どうどうたる 書。 神業の書です。

 

大きさ、重さ ともに 標準。 やや大き目かも。

ニュウ、ヒビ、修理など ありません。

状態 すこぶる 良好です。

勿論 本物保証。

格安にておススメ申し上げます。

 

さて 先覚志茲成 。 先覚の志茲(ここに)成る。
という おめでたい言葉で とくに 解りやすい言葉ですが
この言葉を なぜ 書いたかというのは 下記の 箱書を ご覧頂ければ ご理解頂けると 存じます。
せんかく‐しゃ【先覚者】
人々より先に物事の道理や時代の流れの変化を見抜き、事を行った人。くさわけ。

先覚志茲成 

京阪電気鉄道の天満橋駅4番線ホーム壁面に「先覚志茲成」という扁額(へんがく)がある。
読み方は「せんがくのこころざしここになる」、意味は「先輩たちの悲願(都心部乗り入れ)をやっと達成した」だ。
1963年、天満橋駅―淀屋橋駅の延伸区間が営業開始した際、村岡四郎社長(当時)が筆を執った。

1963年 (昭和38年) の開通を迎える事となった。

実に 私が 10歳の年です。(トホホ、)

この外箱の 人物は 不詳ですが この人の 贈り物なわけです。

 

 

 

 

 

 

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