絵193 後藤瑞巌 看桃花 8万円 共箱
掛軸寸法32×179.5cm
本紙寸法29.5×103.5cm
本紙は 紙本。 唐紙 (やや黄色い色の 中国産の紙のこと。茶掛によく用いられる。)
物にて 姿良し。
細書は 大徳寺の 後藤瑞巌さん。
文句は 看桃花 。
季節はモチロン雛のころです。
この書は 瑞巌さんの 書の中では
もっとも 完成された 書で
評価も最高の位置にあります。
表具は 侘び表具。
一文字 本金竹屋町
中廻し モミ紙
天地 染紙
軸先 黒塗
箱 桐
状態 すこぶる良好です。
強くお勧め申しあげます。
後藤瑞巌 ごとう-ずいがん
1879−1965 明治-昭和時代の僧。
明治12年10月18日生まれ。臨済(りんざい)宗。
鎌倉円覚寺の釈宗活(しゃく-そうかつ)に師事後,渡米して布教にあたる。
大正3年朝鮮の妙心寺派の布教監督となる。
のち岐阜県円成寺住持などをへて,妙心寺派管長,大徳寺派管長をつとめた。
昭和40年3月20日死去。85歳。岐阜県出身。東京帝大卒。法名は宗碩。