雛絵16 山口華揚 海幸 15万円 共箱
掛軸寸法42,3×117cm
本紙寸法23,5× 23,8cm
本紙は 紙本。
大きさは 小幅。
本紙は いはゆる 色紙の大きさです。
絵は イカと海老を たらし込みの 技法で 描いています。
まあ 良い絵の具です。
題は 海の幸。
春の掛物です。
表具は 京表具、極上です。
一文字 竹屋町
中廻し 金襴
天地 正絹 支那パー
軸先 頭切 骨
箱 桐 共箱 二重箱(外箱は春慶塗)
掛物としては 最高に 気のきいたものですね。
良い春を!
山口華楊 やまぐち-かよう
1899−1984 大正-昭和時代の日本画家。
明治32年10月3日生まれ。山口玲煕(れいき)の弟。西村五雲にまなぶ。帝展特選となった「鹿」「猿」で動物画家として定評を得,代表作は昭和29年の「黒豹」。画塾晨鳥(しんちょう)社を主宰。芸術院会員。56年文化勲章。昭和59年3月16日死去。84歳。京都出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。本名は米次郎。