撮影現場の 畳は 本間(95cm)です。


釜23 (人間国宝)角谷一圭 松の図 肩衝切合セ 風炉釜 80万円 共箱
      日刀保たゝら 和銑(わずく)
全体の 最大径31cm 高さ34,5cm(小板を含む。

作は (人間国宝)角谷一圭 。

日刀保たゝら 和銑(わずく)。

切合セ としては 最高額の作品です。

引締まった デザインで
色が 何とも言えません。

濃いチョコレート色 といえば 最も 正確でしょうか。

これが 普通にある 黒ですと 重たくなります。
何しろ 切合セ は 大きいですから その分 目立つんですよね。

今のお茶には 一圭さんの 切合セが バッチリ 落ち着きます。
道具合わせも しやすいです。

一つだけ 欠点があります。

唐銅の風炉に 薄く小さなシミが ポツポツ あります。
これは 汚れでも キズでもなくて 経年の変色です。
水シミ とか 使いシミ とも いいます。

ほぼ 50年程前の ものですから
ある程度は しょうがないでしょう。

一圭さんも そろそろ 昔の人に なってきました。

これは 滅多に 出ない 切合セ です。

状態 良好です。

格安にておススメ申し上げます。

 

 

 

釜師の 名越弥五郎で ゴザンス。
切合セにも 色々ゴゼェヤス。 ご注文 オネゲェ モーシヤス。 

 

側面

裏面

 


摘み 南鐐。

釜の底 文句なし。


釜の底 文句なし。


風炉の底も 状態 良好です。


鐶付 獅子。


風炉の 底表。 右は別注の 小板。

小板 20×20×2cm これがあるのと 無いのとでは 全く違います。
引締まるんですよね。

 

角谷 一圭
(かくたに・いっけい、1904年(明治37年)10月12日 - 1999年(平成11年)1月14日)は、釜師。
本名辰治郎[1]。茶の湯釜の重要無形文化財保持者(人間国宝)。大阪市生まれ。

 

日刀保たたら
「日刀保たたら」は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会が直接に運営するたたらであり、本協会の略称を冠して、「日刀保たたら」と呼称しています。
「たたら」とは、砂鉄と木炭をもとに、純度の高い鉄類を生産する日本古来の重要な製鉄法です。生産品の中で特に優れた鋼(はがね)を「玉鋼(たまはがね)」といい、日本刀の原材料として欠くことのできないものです。

たたらの歴史
たたら製鉄は、江戸時代、山陰地域で大いに栄えました。この我が国独特の製鉄技術は、大正期に廃絶し、戦前「日本刀鍛錬会」のもと、「靖国たたら」として復活します。しかし戦争の終結とともに、操業は途絶えてしまいました。

しかし、当協会は島根県仁多郡奥出雲町の「靖国たたら」跡地を昭和51年6月24日「日刀保たたら」として復元し、昭和52年11月8日に、高松宮殿下の御臨席のもと火入式を行い、正式に復活させました。

和銑(わずく)
鉄に和銑(わずく)と洋銑(ようずく)の二種類があります。
和銑は日本古来の砂鉄を炭で精錬した釜や工芸品に使われてきた地金です。砂鉄地金
材料の入手が難しく熟練の経験と技術を要し生産性が低いのが問題。
それに対し幕末に輸入された洋銑は、鉄鉱石を石炭等で大量生産出来る鉄でした。鉄鉱石地金
高い生産性に加え切削・塑性のしやすさで大きく変わることになりました。
しかし洋銑で製作した釜は錆びが出易いのである。
表面加工と内側の錆び止めでなんとか使用には耐えますが和銑の鉄味には勝てません。
釜の値段は原料の差と言っても過言ではありません。

 

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