まず 冒頭に
この釜は 約 4,50年ほどの前の ものですが
全く 使われて おりません。
且つ 保存も 完璧です。

ですから 商品説明は あえて 不必要なんですが
一応 画像は ご案内しておきます。
では、、、


釜9(人間国宝)角谷一圭 浜松図 肩衝釜 45万円 共箱
     出雲たゝら 和銑 (風炉用)

やや 風炉用では 大きめです。が 普通です。
では 寸法を、、、

高さは 20cm 普通。(蓋を含む。)
鐶付から 鐶付まで 21cm
底の 胴径20cm やや 広め。
口径11cm
肩衝部分は 18cm。

以上が詳細ですが 簡単にいえば
やや ふっくらした 風炉釜です。

敢えて言えば 炉にも いけるでしょう。
吊り釜は 充分いけます。

細かい所は 下記の画像を ご覧ください。

一圭さんの 風炉釜の 傑作です。

状態 良好です。
格安にて 超 おススメ申し上げます。

出雲たゝら 和銑


出雲たゝら 和銑

 

 

 

 

角谷 一圭
(かくたに・いっけい、1904年(明治37年)10月12日 - 1999年(平成11年)1月14日)は、釜師。
本名辰治郎[1]。茶の湯釜の重要無形文化財保持者(人間国宝)。大阪市生まれ。

 

日刀保たたら
「日刀保たたら」は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会が直接に運営するたたらであり、本協会の略称を冠して、「日刀保たたら」と呼称しています。
「たたら」とは、砂鉄と木炭をもとに、純度の高い鉄類を生産する日本古来の重要な製鉄法です。生産品の中で特に優れた鋼(はがね)を「玉鋼(たまはがね)」といい、日本刀の原材料として欠くことのできないものです。

たたらの歴史
たたら製鉄は、江戸時代、山陰地域で大いに栄えました。この我が国独特の製鉄技術は、大正期に廃絶し、戦前「日本刀鍛錬会」のもと、「靖国たたら」として復活します。しかし戦争の終結とともに、操業は途絶えてしまいました。

しかし、当協会は島根県仁多郡奥出雲町の「靖国たたら」跡地を昭和51年6月24日「日刀保たたら」として復元し、昭和52年11月8日に、高松宮殿下の御臨席のもと火入式を行い、正式に復活させました。

和銑(わずく)
鉄に和銑(わずく)と洋銑(ようずく)の二種類があります。
和銑は日本古来の砂鉄を炭で精錬した釜や工芸品に使われてきた地金です。砂鉄地金
材料の入手が難しく熟練の経験と技術を要し生産性が低いのが問題。
それに対し幕末に輸入された洋銑は、鉄鉱石を石炭等で大量生産出来る鉄でした。鉄鉱石地金
高い生産性に加え切削・塑性のしやすさで大きく変わることになりました。
しかし洋銑で製作した釜は錆びが出易いのである。
表面加工と内側の錆び止めでなんとか使用には耐えますが和銑の鉄味には勝てません。
釜の値段は原料の差と言っても過言ではありません。