香合19 16代 永樂善五郎 宝珠形 吉ひつじ 香合  5万円 共箱
胴径6cm 高さ6cm

作は 千家十職 名工 16代 永樂善五郎さん。

干支 の 香合です。

 

【未】未(ビ)の月は6月で、方角は南南西。時刻は午後1時から午後3時を示します。陰陽道においては未申(ひつじさる)の方位は裏鬼門です。十二支の8番目で、動物は【羊】があてはめられました。群れを作って生活するところから平穏な家庭、穏やかな性格から平和のシンボルとされています。薬師如来の十二神将では、未の守護神はアニラ大将。

現代の私達は、12匹の身近な動物があてはめられたものを干支として使っていますが、子年からはじまる12の干支は植物の発達を表したものだという説もあります。つまり、1番目の【子】が種子で、12番目の【亥】で実を結ぶという成長の過程を示しているのです。8番目の【未】という漢字を見ると、木の幹から枝が伸びているように見えます。枝は伸びているが、葉はまだ茂っていない。そんな成長途中の植物を表すのが未です。つまり未熟の未であり、ちょうど葉が茂ろうとする時期の6月を表します。
 

羊仙人の話
黄初平(こうしょへい)は牧羊を生業としていましたが、ある時、道士に見込まれて何処ともなく行ってしまいました。40年間行方不明の後に、兄が黄初平を見つけます。兄が、昔飼っていた羊の所在を聞くと、路傍の羊の石の所へ行き、黄初平が仙術をかけると石が本物の羊に戻りました。

 

羊の歴史〜羊と人の生活の繋がりは?

羊はムフロンやアーガリー、ユリアルといった中央、西アジアの高原にいた野生獣が家畜化されたと考えられています。家畜化の歴史は古く8千年前ともいわれています。
勝手に想像してみましょう。ある日水辺にやってきた人間の子供とムフロンの子供が出会いました。好奇心が強く警戒心の薄い子供たち同士はすぐに仲良くなりました。なごりおしいが人間の子供が立ち去ろうとするとムフロンの子供がついてきました。
そしてふと見るとその母親を先頭に群れが従ってくるではないですか。
こんな偶然から牧羊の歴史が始まったのかもしれません。なついた羊を移動させることで群れが動く、群とは字のごとく羊そのものです。実は羊群にリーダーやボスは存在せず誰かが動くと皆動く。危険や異変に誰か気づけばともかく群れとなって行動する。それは捕食関係で食べられる側にある彼らが身を守る手段であり、その彼らが人間の側で暮らすことが狼や他の肉食獣から身を守ることになると思い、「人と羊の契約」が成立したのかもしれません。
人は羊を守り、育て、その生産物の恩恵を受けられます。羊の餌を求めて移動する遊牧は人と羊の移動であり、道ができ、やがて移動から定住へと進みゆくのです。羊は生きて移動するうちは腐らない衣食住の貯蔵庫であり、羊の頭数を多く持つことは豊かさにつながり、財産となりました。殺して終わる狩猟から財産を増やす牧畜へと代わり、衣食住の安定は文化を生み、再生産できる資源の活用でもありました。西洋の宗教にも羊は深く関わっており、イスラムもユダヤもキリストも羊は良きものであり、神への生贄とされ、聖書ではわれわれは迷える子羊として良き羊飼い(牧師)に導かれているのです。
歴史の影に羊有り、羊なくして歴史を語れず、ルネッサンスや大航海時代、産業革命にも羊が深く関わっていたのですが、薄い知識で語っても話は尽きないのでご興味おありの方は山根章弘著「羊毛文化物語」(講談社)を読まれることをお勧めすします。
ともかく羊と人間のこの1万年にわたる関わりの末、今や羊は世界のいたるところで3000品種10億頭が飼われており、われわれの生活文化と深く結びついているのです。

以上 羊の話でした。
 

状態 良好です。

干支ものですので 格安にておススメ申し上げます。

 

 

 

 

 

 

このページに直接入られた方は こちらから TOP へ お帰りください。

 

お問合せは、
ひなや福寿堂 TEL.FAX 0798−26−2553 へお願いします。
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町7-6
http://.hinaya.biz
E−mail:info@hinaya.biz