k93 十代 三輪休雪 萩雀香合  8万円 共箱
胴径6.5cm 高さ5cm

作は 十代 三輪休雪 。

何気ない作りですが さすがです。

三輪さんの 歴代の中で この十代が一番好きです。

なにかしら お茶というものを感じさせます。

色合いも良いし ふっくら(ふくら雀)なところが 何とも言えません。

状態 良好です。

強く おススメ申しあげます。

 

十代三輪休雪
陶芸家。明治29年(1896)生。萩焼三輪窯を継ぎ十代休雪を襲名。昭和45年重要無形文化財(人間国宝)指定。昭和56年(1981)歿、86才。

雀の季節について おさらいをします。

1.「雀」単独では季語にはなりません。理由は、年中みかける鳥で、渡り鳥のような季節ものではないからです。

2.ただ、雀を用いた以下のような単語になると、四季おりおりの季語になります。

(1)春:
孕み雀(はらみすずめ)
子持雀
雀の子
雀の巣
巣引雀
雀海中に入り蛤となる

(2)夏:
内雀(うちすずめ)

(3)秋:
稲雀(いなすずめ)
雀のたご

(4)冬:
寒雀

(5)新年:
初雀

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寒雀(かんすずめ)晩冬
kansuzume【子季語】
冬雀、凍雀、ふくら雀
【解説】
雀は、田に餌がなくなる冬季は、人家近くに餌を求めて集まるので親しみやすい。本来は食鳥としての雀を寒雀と呼んだ。近年では食味としてよりもその愛らしさを読む句が多い。
【例句】
脇へ行くな鬼が見るぞよ寒雀
一茶「八番日記」

二羽となりて身細うしけり寒雀
臼田亜浪「白道」

けふの糧に幸足る汝や寒雀
杉田久女「杉田久女句集」

寒雀身を細うして闘へり
前田普羅「普羅句集」

選句しつつ火種なくしぬ寒雀
渡辺水巴「渡辺水巴句集」

 

 

 

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