16 井田宣秋作 松 大棗 内独楽ツナキ 蒔絵 16万円
     不審庵 表家古材 
    
即中斉 在判 箱書
      徳沢不洞庵 箱書
胴径7,7 高さ8cm

作は 名工 井田宣秋
表側は 渋い松の木で 内側は なお且つ渋い 銀粉ダメ
非常に 地味な蒔絵です。

粉溜蒔絵とは、漆を使って絵や模様を工芸品に描き、
漆が固まる前に金属粉を散らして表面に付着させる装飾技法です。

日本独自の発展を遂げた多彩な表現があり、
代表的なものに研出蒔絵、平蒔絵、高蒔絵などがあります。
奈良時代に始まり、日本の伝統工芸として広く知られています。

その 銀粉ダメに 金蒔絵で 独楽繋ぎ文を 描いています。
繊細です。

前後の景色 良い木目。


内側 銀の粉溜め、 身の合口にも コマ繋ぎ文 あります。
ちょっと 見にくいです。
即中斉 在判。


銀の変色も 程よいところです。


左の箱の花押は 徳沢不洞庵


中箱蓋裏 即中斉 不審庵 表家古材 松 大棗 内独楽ツナキ 蒔絵 左
中箱の底 宣秋 印、 丸印(漆専堂)

井田宣秋は、1892年に高松で生まれました。
京都に出て、迎田秋悦に師事。その後一時東京に移り、絵画を学ぶが、3年後に京都に戻り、大正9年に独立しました。
その間に
明治45年に漆工青年協議会で二等受賞。
大正14年より商工展に出品し、昭和2年三等受賞。宮内省お買い上げとなりました。
昭和3年、迎田秋悦と工芸春草社を設立。
その後、聖徳太子奉賛展、京都美工院展、帝展、文展等に出品、昭和12年のパリ万国博覧会では銀賞を受賞した。
時習園、昭和工芸協会、近畿漆芸協会、蒼潤社などに参加、生涯俳句を嗜んだ。


外箱(杉) 蓋表 松なつめ 大 内独楽つなぎ蒔絵 弐五ノ内
 同    側面 不審庵邸内宗員宗匠お住居
          のはなれ家を故ありて
          即中斉宗匠より寄贈されしを
          東京拙宅庭に移巣その節の
          古材にて造りし也
            昭和戌戌歳
(33年)五月
              徳沢不洞庵

京都府出身の徳沢守俊は唐津焼の陶芸家で、
重要無形文化財「唐津焼」保持者である12代・中里太郎衛門に師事しており、
独立してから
父親・成信(不洞庵)に茶陶を学びました。

状態 非常に 良好です。

 

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