掛軸と茶道具の卸店、ひなや福寿堂です。

茶器31 中村翠嵐 黄交趾 扇面 手桶茶器 35000円 共箱
口径6,5 高さ9,5cm
蓋の径6,5cm

磁器。

外側は 扇面に流水、草花は 四季の花。

内側は 黄色の無地。

蓋は割り蓋

印は底にあります。

状態は 非常に 良好です。

中村翠嵐さんの 作品は もはや 翠嵐手 とも呼ぶべきか。

ただただ 綺麗 につきますね。 宝石のよう。

お見事です。

共箱 共裂。



中村翠嵐
2代 中村翠嵐(なかむらすいらん)-1942年(昭和17年)〜、京都生まれ。 
陶磁器上絵付業を営む家に生まれ、高校卒業より父初代翠嵐に師事して、
1972年(昭和49年)二代翠嵐を襲名。 
交趾焼の技術の上に他の要素を加えた茶陶としての交趾作品を一貫したテーマとした茶陶家。
 

 

 

 

 

 

■■■お知らせ■■■
旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)小さな特別展「蒔絵師 神戸雪汀と西尾家」
 大正期から戦後にかけて吹田市内で制作活動をしていた蒔絵師神戸雪汀の作品が伝えられています。研出蒔絵・高蒔絵・螺鈿・切金などの本格的な蒔絵技術が駆使され、さらに白漆などの新しい素材を用い、色彩も中間色を使うなど、残された作品から明治期以降の蒔絵らしい色彩と艶やかさをお感じください。
会期/平成24年(2012年)3月17日(土)〜4月8日(日)
開館時間/午前9時〜午後5時15分
会場/重要文化財旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)主座敷

重要文化財 旧西尾家住宅神かん戸べ雪せっ汀てい と 西尾家小さな特別展蒔 まき絵 師
展示解説 3月18日(日)、4月8日(日)
午前11時〜11時30分、午後2時〜2時30分。
講演 蒔絵の技法とその鑑賞
3月25日(日)午後2時〜3時30分。関西大学博
物館館長の高橋隆博さんが蒔絵の歴史や文化
について話します。▶定員先着70人。
いずれも▶費用無料。▶申し込み不要。
Q旧西尾家住宅(LF6381・0001)。


 

 

 

ちょっと 寄道。

利休形の 棗 について

棗の名の由来は 植物の棗に 似ているので 棗と なりました。
それは これです。

その 利休形ですが
大ざっぱな 話です、 実は 大ざっぱな もんなんです。

まず 利休形には
大棗・中棗・小棗 と 三つあります。
これは 大きさの違いですが 全て 黒の無地です。
黒の無地と いうのが 大事です。
これだけ 覚えて頂いたら 後は そこそこで いいと思います。

それで 其の他には 無いかというと 一杯あります。
薬を 入れていた容器の形、とか
碁の石を 入れていた 容器とか、
植物の種を 入れていたとか
まあ そんな 所です。

それを 利用して 茶入に したんですね。

だから 利休の在世当時には 純粋な 棗 というのは なかったんです。

利休が 亡くなった後に
子孫の 人達や 利休のフアンが 
これは お師匠様が 好んで 使っていらっしゃった と言って
利休好 とか 利休形 とか 言って 珍重しだしたのです。
これは 棗だけでなく 釜や 茶盌や 水指や と 一杯あります。
数限りなく 存在するのです。

そこで 大事なことを 結論申しあげます。
(こんなことを いっていると 何十年かかりますので。)

利休形を 研究しぬくのは まず 不可能です。
我々 すべて 茶道学者には なれません。
では どう 捉えたら いいでしょうか。

それは 簡単と 思います。
その形、形を 自分が ジッと見て、ジッと見て
 一番好きな 心に 馴染むものを チョイス すれば 良いと 思いますよ。

利休さんも そうしたんですから。
 

このページに直接入られた方は こちらから TOP へ お帰りください。

具、します。  鑑定見積り  無料です。  お気軽にどうぞ   

お問合せは、
ひなや福寿堂 TEL.FAX 0798−26−2553 へお願いします。
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町7-6
http://.hinaya.biz
E−mail:info@hinaya.biz