十五代 大西清右衛門 極め箱

姥口間鍋 但桜水地紋アリ 右は宝暦年時代 庄兵衛作 無紛者也 御釜師 大西清右衛門 印。

 

t55 初代 下間庄兵衛造 姥口間鍋 但桜水地紋アリ  95,000円 合せ箱
     十五代 大西清右衛門 極め箱
胴径18cm 高さ16cm

作は 名工 初代 下間庄兵衛造 。

十五代 大西清右衛門  さんの 極めには 宝暦年時代 庄兵衛作 とありますが

これは  一般的に 初代 下間庄兵衛造 のことを さします。

ご注目 頂きたいのは 胴全体に 鋳出してある 桜 の模様です。

下に 水 上部 満開の桜。

絢爛 とは このことで ございますね。

画像では ちょっと 解りにくいですが よく 御覧ください。

では 次に 状態について 、、、、、、、、、、、、、、

底に 修理が あります。

その 昔に 穴が  空いたのでしょうね。

燗鍋の場合 鉄が 薄いので 鉄で 穴を ふさぎにくい ということが あります。

そこで 穴に 真鍮を 流し込んで 塞ぐ という方法が あります。

この 燗鍋の場合 その方法で 直しています。

これが それです。

実際に 水を いれました 漏りません。 確認 致しました。 ご安心ください。

次に 錆びですが 見込み内部 全体に 薄く 錆が 回っていますが

これについては ほぼ 状態 良好 といえる 状態です。

なので このまま お使いください。

 

一見 汚くみえますが そんなことは ありません。

専門の釜師からみれば この程度の 燗鍋は 状態 良好 と判断いたします。

 

でも 気になる方は 敢えて 買うことは ありません。

私は 風情優先よ! 

という向きには ぜひに おすすめ 申し上げます。

以上。





下間家(しもつまけ)は、京名越家四代三典浄味の門人の下間庄兵衛(しもつま しょうべえ)を初代とする釜師の家です。
下間家は、代々「庄兵衛」(しょうべい)を名乗ります。「荘兵衛」と書いたものもあります。下間家は、二代庄兵衛以降は鑑定を専らとし、四代庄兵衛以降は釜作はないといいます。
初代 庄兵衛、名は政勝、安永二年(1773)没

 

 

 

このページに直接入られた方は こちらから TOP へ お帰りください。

お問合せは、
ひなや福寿堂 TEL.FAX 0798−26−2553 へお願いします。
〒662-0042 兵庫県西宮市分銅町7-6
http://.hinaya.biz
E−mail:info@hinaya.biz