茶道具9 釜 風炉 炉縁)

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釜師の 名越弥五郎で ゴザンス。
切合セにも 色々ゴゼェヤス。 ご注文 オネゲェ モーシヤス。

撮影現場の 畳は 本間(95cm)です。

 

大西系 風炉、風炉釜

k55 十三代  大西浄典造 万代屋釜 15万円 共箱 風炉用 十三代 宮崎寒雉 極め箱

釜15 浄味造 唐銅撫肩 切合小風炉釜添 共箱 淡々斎 箱書 十四代大西清右衛門 極め状

 

大西系 風炉用 ↓  

k44 浄味 霰釜(風炉用) 22万円 十四代 大西清右衛門 極め

k28 享保年時代 五郎左衛門造 瓢形釜 12万円  15代 大西清右衛門 極め箱

 

角谷与斉

k78 角谷与斉 淡々斎好 春秋釜 30万円 共箱 鵬雲斎 箱書

k61 角谷興斉 鵬雲斎好 鶴雲釜  炉用 30万円 共箱  鵬雲斎 在判 箱書

 


角谷一圭 炉釜

釜3 角谷一圭 芦鷺地紋 肩衝釜 炉釜 30万円 共箱

釜4 (人間国宝)角谷一圭 菊 萬代屋釜 炉用 25万円 共箱

 


角谷一圭 風炉釜

 
釜23 (人間国宝)角谷一圭 松の図 肩衝切合セ 風炉釜 80万円 共箱  日刀保たゝら 和銑 

釜47 (人間国宝)角谷一圭 相生松地紋 真形釜 25万円 共箱
      風炉用 有隣斎 箱書

 

(人間国宝)角谷一圭 風炉用 →

k22(人間国宝)角谷一圭 即中斉 独楽ツナギ文 肩衝釜 28万円 共箱


釜53 人間国宝 角谷一圭 海老地紋 真形釜 22万円 共箱 風炉用

 

 


釜59 角谷一圭 松喰鶴地紋 真形釜 25万円 共箱 風炉釜。
 

釜77 人間国宝 角谷一圭 肩衡 線ノ釜 33万円 共箱 鵬雲斎 箱書

 

付属品 ↓

k64 金谷五郎三郎 釜鎖  2万円 共箱

k14 角谷與斉 利久形 木瓜釣 4万円 共箱

k16 元禄年時代 古浄味作 象眼入鉄木瓜釣  大西浄長 極め箱 6万円

 

角谷 一圭
(かくたに・いっけい、1904年(明治37年)10月12日 - 1999年(平成11年)1月14日)は、釜師。
本名辰治郎[1]。茶の湯釜の重要無形文化財保持者(人間国宝)。大阪市生まれ。


日刀保たたら
「日刀保たたら」は、公益財団法人日本美術刀剣保存協会が直接に運営するたたらであり、本協会の略称を冠して、「日刀保たたら」と呼称しています。
「たたら」とは、砂鉄と木炭をもとに、純度の高い鉄類を生産する日本古来の重要な製鉄法です。生産品の中で特に優れた鋼(はがね)を「玉鋼(たまはがね)」といい、日本刀の原材料として欠くことのできないものです。

たたらの歴史
たたら製鉄は、江戸時代、山陰地域で大いに栄えました。この我が国独特の製鉄技術は、大正期に廃絶し、戦前「日本刀鍛錬会」のもと、「靖国たたら」として復活します。しかし戦争の終結とともに、操業は途絶えてしまいました。
しかし、当協会は島根県仁多郡奥出雲町の「靖国たたら」跡地を昭和51年6月24日「日刀保たたら」として復元し、昭和52年11月8日に、高松宮殿下の御臨席のもと火入式を行い、正式に復活させました。

和銑(わずく)
鉄に和銑(わずく)と洋銑(ようずく)の二種類があります。
和銑は日本古来の砂鉄を炭で精錬した釜や工芸品に使われてきた地金です。砂鉄地金
材料の入手が難しく熟練の経験と技術を要し生産性が低いのが問題。
それに対し幕末に輸入された洋銑は、鉄鉱石を石炭等で大量生産出来る鉄でした。鉄鉱石地金
高い生産性に加え切削・塑性のしやすさで大きく変わることになりました。
しかし洋銑で製作した釜は錆びが出易いのである。

表面加工と内側の錆び止めでなんとか使用には耐えますが和銑の鉄味には勝てません。
釜の値段は原料の差と言っても過言ではありません。

 

釜の 取り扱いについて お願い申しあげます。
(釈迦に説法とは 思いますが お許し下さい。)
・ 少なくとも 年に1、二度は 使って下さい。
・ 使わないときは 風とおしの 良いところで 箱も釜も 干してください。
・ プチプチは 箱から 出して その代わりに 新しい新聞を 入れてください。
以上 よろしく お願い申しあげます。

 

釜の 鑑定と 天明 と 天命 と 天猫 の違いについて 

当店の 考え方 判断基準について 申し上げます。
まず ずうっと 下の説明を お読み頂いたうえ ご理解くださいますように
お願い申しあげます。


それでは

まず 箱書に ある文字によって 判断いたします。
ひなや福寿堂が 勝手に 判断しておりません。
それぞれに 極めが ありますが それに準拠して 表示します。

産地、時代については 特定いたしません。
理由は 特定不可能だからです。
ただ 専門家には できるようです。
私の経験ですが 2,3の釜師に 意見を請うたことが あるのですが
何方も 同意見でした。いつも そうでした。
これには 驚きました。

やはり プロですね。
そういう訳で 私見は いれません。
では どういう基準で 扱っているかといいますと

極めに 真びょう性が あること と
箱書と釜が 入れ替わって いない事 と
自分の 気に入った釜 であること
の 3点で ございます。


以上を ご理解賜りますよう お願い申しあげます。

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資料。

天命釜(てんみょうがま)とは、
下野国佐野庄天命(栃木県佐野市犬伏町)で作られた茶湯釜の総称です。
天命釜は、「天明」、「天猫」とも書きます。
古くは天命といいましたが、寛永十年(1633)井伊掃部頭が領したときに
天命と小屋の二字を合して天明村としたと伝えられ、
天猫は利休が洒落てつけたといわれます。

天命釜は、小田原でも天命風の釜が作られ古くから天猫と呼ばれましたが、
天命よりは時代が下り、
作風も雑器風のものが多いようです。

『茶湯古事談』に「天明釜ハ上町国佐野の天明の釜師か鋳しをいゑり、天猫とも書ぬ、
世に関東釜ともいふ、古き釜の名物ハ多くハ芦屋・天明の釜なりとなん」

とあります。
『釜師由緒』に
「天明は阪東治工上手作也。是祖也。又佐野天明、
小田原天猫は二代目より有之。
天猫文字或は天命と云、小堀遠州公御改名と云う、
古書に天明と書く方よしと依而我家の證文に右之文字書く也」

とあります。

『茶道筌蹄』に
「天猫 小田原 河内 天猫は茶かま師にあらす」とあります。

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ご注文,お問合せは 0798-26-2553  へ お願いします。 

 

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