茶碗20 時代 イラホ 井戸茶碗 16万円
口径15,3 高さ9cm 

形は 完全な 井戸です。

井戸としては ほぼ 普通の大きさ。
普通の茶碗に 比べれば 勿論 大きいですね。

それにしても 見事な 景色、 いや 造りと 言いましょうか。
イラホには 名品少なしと いいますが これは 名品です。

さて この茶碗の産地なんですが 
以下 長くなりますが

真清水蔵六は イラホの 故郷は 慶州南道と いってます。
その後には 釜山、 そして 対州。
そして 朝鮮の役で 連れてこられた 李杓光達が 萩で 作った。

そして それらの 弟子たちが 出雲へ招聘されて 
倉崎権兵衛たちが 作った イラホ。

ここまでは 本歌といえますが その後は これを 真似た 国産品が
各地方の 窯場で 作られています。
ですから 簡単には 時代と場所は 特定できません。

以上のように 簡単では ないのです。
それでは この茶碗は いかなるものか?

古いです。
産地は 特定できません。
だからこそ 夢は 膨らみます。

これ以上 打ち込むのは しんどくなりましたので 
どうぞ お問い合わせ下さい。
説明は 画像の下を ご覧ください。

状態 良好です。
強く おススメ申しあげます。


周囲の景色は 禁欲的且つ 底力を 感じます。




茶碗の大きさに対して 高台の大きさと角度は 是もまた 見事です。


そこの処理は 見事。
久しぶりの イラホ。


内側の景色も 圧巻です。




塗箱に スキと 虫食いあります。
虫食いは 処理済です。

仕覆あり。