茶碗8 十四代 永楽善五郎 (得全) 仁清うつし 雛の絵  茶碗 25万円 共箱
       即中斉 箱書
口径12cm 高さ8cm

14代 得全 の作。
この 得全 という人は 16代さんが 評するに かなり 豪快な方で 歴代の 永楽善五郎さんのなかでは 一風 違った タイプの 方のようです。
確かに この茶碗も 一見 繊細なつくりに 見えますが その実 大胆です。
土見せ 高台周りの へら削りなどは かなり 個性的です。

赤目の土で 得全さんは この土を よく使っています。
大きさ、重さ ともに 標準。
あえていえば 小振りかも。

形は これも あえていえば 杉形。

状態 良好です。
名碗です。
格安にておススメ申し上げます。


ここも 利いています。 ↑

 

14代 永楽善五郎(永楽得全)
zengoro eiraku14th(tokuzen)
1853 ( 嘉永6 )〜 1909 ( 明治42 )
本名:幼名)常次郎
通称:善五郎
号:得全
京都/12代 永楽善五郎(西村和全)
千家職家(千家十職)、京都府勧業場御用掛など
【略歴・作風など】
12代(和全)の長男。仁清写しや赤絵などを得意とし、その絵付けは代々永楽家には類を見ないほどの男性的で豪放であったが、雑というわけではなくその嫌味さを出さないように高度な技術でカバーした。
明治元年に西村姓を廃し、永楽に改姓。明治6のウィーン博には永楽焼を出品し、9年のフィラデルフィア博にも出品、花紋賞を受賞している。また、11年パリ博、14年の内国博で水差、香合で褒状受賞。その後も伝統を守る中で舎密局に出仕しワグネルに西洋絵の具を勉強するなど、新時代の陶法をも精力的に取り入れた。

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